2018年1月27日土曜日

S&P500で分散が出来ているのは大型株に過ぎないので分散投資を考えるなら小型株というスパイスの組み入れも一考に値する

日本の米国株投資家の中では包括的な米国株指数と言えばS&P500指数が定着しているようですが、ご存じのようにS&P 500は米国大型株で組成されている指数であり、小型株は含まれていません。

ただ、小型株はボラティリティが高くなる傾向があるものの、長期的には大型株のリターンを上回る可能性があるとも言われています。

大型株が強い時期、小型株が強い時期はあるでしょうが、その時価総額から考えて小型株に伸びしろがあるという側面があることには一定の合理性があると思います。

そして、実践的に考えた場合には、大型株に比べて小型株は配当を出さない傾向がありますから、配当に対する課税を考えても、一定の優位性があると思います。

ただし、上述したように小型株は大型株に比べて、ボラティリティが高くなる傾向がありますから、その保有比率に関しては、各個人のリスク許容度に大きく左右されることになります。

一番、お手軽なのは、やはりウィルシャー5000に投資することでしょう。日本では投資家にしか馴染みのない指数ではありますが、米国株式市場を最も広範にカバーしている指数であり、米国株のみで分散投資を考えている投資家にとっては極めて重要な指数となっています。

まあ、S&P500とウィルシャー5000のどちらをチョイスしたとしても、長期的なリターンは誤差の範囲に入るかもしれないのですが、米国株のみで広範な分散投資を考えているならウィルシャー5000をチョイスするのが妥当かと思います。

ただ、小型株に長期的なリターンの優位性があると考えているなら、ウィルシャー5000では物足りないかもしれません。

その場合には、ありきたりではありますが、やはりラッセル2000のような代表的な小型株指数で調整するのが良いように思います。

私の場合は米国株を投資対象としているインデックスは、現在のところは投資信託での少額保有にとどまっています。

ただ、この先に米国株が大きく調整して、株価指標にも割安感が出た時にはETFも含めて、インデックス投資の比率を一気に高めようと考えていて、その時が来るのを虎視眈々と待ち望んでいます。

そして、その時には銘柄は別にして、小型株指数を対象とするインデックスの保有比率は高めに取ろうと考えているのですが、どうなりますやら(笑)

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(追記) ウィルシャー5000への投資を実践するなら、ありきたりではありますが、やはりCRSP USトータルマーケット・インデックスあたりの代用が現実的がと思います。

(追記2) FXで米ドルの約定がありましたので、記録しておきます。

私名義のSBIFXトレード口座なのですが、米ドル円が約定。為替レート108.5000で100通貨の約定で、私名義のSBIFXトレード口座での合計は2,600通貨(@110.6873)となっています。

無期限で指値していた注文が約定していたのですが、108.2台まで円高が進行していたようなので、今後の展開には注目です。

米ドル円は、パートナーズFXnano口座でも保有しているのですが、スワップポイントが激減しています。マネーパートナーズは、パートナーズFX口座でもメキシコペソ円のスワップポイントが激減していたので、パートナーズFX口座では一度、全決済を実行していて、出金も続けています。

FXnano口座の米ドル円も、頃合いを見て全決済しようと考えているので、SBIFXトレード口座では増やしておこうと思っています。

スワップポイントに変動はつきものですが、マネーパートナーズの場合は、どちらも酷い激減だったので、少し距離を置きたいと考えています。

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