2017年12月16日土曜日

上げ相場が続くと絶対収益追求のポートフォリオは空しく感じることもある

私の投資手法は、長期分散投資がその礎となっています。なので、割高だと感じている米国市場ですら個別株では保有していますし、ごく僅かながらも投資信託でも保有しています。

その他にも中国株、アセアン株などの個別株も保有していますし、こちらも投資信託でも保有しています。

そして、FXでトルコリラ、南アフリカランド、メキシコペソなど高金利な新興国通貨。さらに米ドル、英ポンド、豪ドル、NZドルと先進国通貨も保有していますし、上場インフラファンド、プラチナと挙げればキリがないほどの過剰なる分散投資をしています。

ただ、分散投資もある程度の分散を超えると、その効果は高まらなくなると言われています。どの程度の分散を超えると、意味がなくなるのか?

私はそのあたりの細かな議論には与しないわけですが、それでも分散投資にも限界はあるということは十分に理解できます。

分散投資をしていても絶対収益は追求できないと考えているのです。では、どうすればいいのか?

私の場合は、下落ヘッジをかけることにしています。具体的にはボラティリティ系、インバース系の銘柄を保有しているのですが、それなりに大きな比率で保有しています。

なので、現状のような市場が好調なときには、その大きな果実は得られないということになります。現時点での口座資産の合計は11,668,238円。年始の口座資産は9,968,858円ですから17%ほどの資産増加にとどまっているのです。

これだけ好調な市場の中で17%程度の資産増加では空しくなることもあるのですが、私の投資の根底にあるのは、あくまでも絶対収益の追求です。

新規の資金は投入できないのですから、下落ヘッジをかけておかないと、まさかの暴落が起きた場合には何もできないのです。

追加資金を投入できない中で複利効果を追求する場合には、大きなマイナスのリターンだけは避けるべきだと考えています。

そう考えると、やはり下落ヘッジをかけておくことは止められない。ボラティリティ系、インバース系ともに長期保有に不向きだとしても止められない。絶対収益の追求はやめられないのです。

まあ、私がもともと追求している絶対収益は年間7~10%程度のリターンですから、17%のリターンは出来すぎではあります。

ただ、出来すぎではあるだけに、ヘッジをかけておかなければ大きな果実が獲られたはずだという空しさにも繋がるのですが・・・。

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