2017年6月5日月曜日

9831 ヤマダ電機の個人株主は第40回定時株主総会の議決権は議案をきちんと見てから行使したほうがいいかも

何気なくヤマダ電機の株主関係書類を見ていると、株主提案がされていることに気づきました。

提案内容は、株主(1名)が本人を取締役に選任するという旨のものです。提案理由は、「当人は、当社の古くからの株主であり、当社と密接に企業価値の向上について意見交換している。最近の経営姿勢について、他の株主よりさまざまな意見が出ているので、その採否について有効な意見を提出できる能力がある。」というものです。

(会社注)によると、以上は、株主から提出された株主提案書の議案内容及び提案理由を原文のまま記載したものということで、候補者の略歴等については、提案株主から提出されていないとのことです。

ヤマダ電機の取締役会としては、反対しているとのことですが、これは当然のことだと思います。略歴も提出されていないのですから、まず検討に値しないと思います。私ももちろん反対です。

普通に考えると否決されると思いますが、ここで一抹の不安は残ります。それは、個人株主の中には議案内容をきちんと読まずにとりあえず「賛」に〇をつける方がいらっしゃると思われることです。

提案株主もそのあたりの棚ぼたがあるかもしれないと考えての提案なのかもしれません。賛否をどうするのかは、もちろん個人の自由ですから賛成なら賛成でもかまいません。ただ、議案については、きちんと把握して賛否を決めるべきだと思います。

ヤマダ電機の個人株主は、今回の第2号議案については、きちんと把握した上で賛否を表明しましょう!

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